鉄道無線を聞いてみる

受信機 おもしろ無線

近年無線のデジタル化のためJRや関東地方の私鉄でも通信を傍受(聞くこと)することが出来なくなってきています。
関西圏ではJRはデジタル化のため聞くことはできませんが、私鉄各社の通信はまだ聞くことができます。
中継局を経由している場合は基地局のみしか聞こえない場合があります、電車が近くを走っている場合は移動局の周波数で聞こえる場合があります。
普段はあまり聞こえませんが、事故やダイヤ乱れのときは頻繁に通信が行われています。

受信設備

安価な受信機は最近は非常に少なくなってしまいました、新品だと ICOM の IC-R6 一択になってしまいました、他社製もあるのですがごく一部のデジタル無線に対応した製品になっているので非常に高額です。
中古品はたくさん出回っているので、オークションやフリマで入手するのもいいかなと思います。

アマチュア無線機であれば広帯域受信機能がついているものが多いので、資格を取って購入するのもおすすめです。

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IC-R6特徴

IC-R6は100KHz~1300MHz(改造していなければ一部の周波数は受信できません)までのAM(中波や短波の放送、航空無線),WFM(FM放送、補完放送),NFM(業務無線、アマチュア無線)が受信できます。

IC-R6があれば鉄道無線以外にも中波のAMラジオやFM放送、FM補完放送、航空無線、船舶無線、その他色々の業務無線を聞くことができます。(機種によって受信機能は変わります)
紹介しているものではアナログ方式のみの対応になります、デジタル通信は聞くことができません。
デジタル化された業務無線は、暗号化処理されているのでほとんどは聞くことは出来ません。
ひとくくりでデジタル通信と呼んでいますが種類は色々あります、アマチュア無線でもD-STAR方式とC4FMの2種類があり相互に通信は出来ません。
アナログ機でデジタル信号を受信すると、「ザー」といった雑音のようにしか聞こえません。

自宅で受信しようとすれば室外にアンテナを設置しないと殆ど聞こえないと思います、市販のものがありますし自作することも可能です。
廃材を組み合わせてもアンテナは作れます、同軸ケーブルは別途必要ですが工夫次第で安価に制作することが出来ます。
はんだ付けが出来るようになれば工夫次第でいろんなことが出来るので、長く続けるためにもおすすめします。

鉄道無線の多くは150MHz前後の周波数で電波形式はFM(ナローFM)になります、エアーバンドより周波数は高くなります。

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現在の設備

今主に使っている受信機のうちの1台が「鳴物入 RT523Ⅱ」です、アマチュア無線用もあるのですが受信音がこちらの方がいいので気に入っています。
ただ少し問題がありまして、ディスプレイの周波数表示の一部分で表示が薄くなっています。
角度を変えると読み取れますが、正面からだとほとんど読み取れなくなっています、でもまだつかうんですけど・・・
テンキーがあると直接周波数をセットできるので便利です、残念ながらIC-R6には無い機能です、メモリー機能を使えばいいことなのですが・・・

受信機

終わりに

業務無線のなかで一番良く聞いているのが鉄道無線です、関西の私鉄大手では今もアナログ無線が使われているので、ラジオの代わりに聞いていたりします。
人気のある航空無線より受信状態がいいのと日本語なので、鉄道無線を聞く機会のほうが多いしお気に入りになっています。
5日はデジタル化されると思いますが、なるべくアナログのままで使ってほしいと思っています。

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