遠すぎた橋(原題:A Bridge Too Far)

soldiers 映画の世界

リチャード・アッテンボロー監督の1977年の作品です、出演は、ロバート・レッドフォード 、ジーン・ハックマン、 ショーン・コネリー、 ジェームズ・カーン等大物俳優が揃った大作です。

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あらすじ

「遠すぎた橋」は、第二次世界大戦中の1944年に実施された連合国軍の作戦「マーケット・ガーデン作戦」を描いています。
この作戦は、オランダを通じてドイツの心臓部に迅速に進撃し、戦争を早期に終結させることを目的としていました。

作戦は大胆で複雑なものであり、アメリカ、イギリス、ポーランドの空挺部隊がオランダの各地に降下し、オランダからドイツまでの間にある5つの橋を確保し、橋を渡って大量の兵器や物資、人員を輸送しようとする作戦でした。
しかし、計画は多くの困難に直面し、予想外の強力なドイツ軍の反撃により、橋を爆破されたり部隊が孤立したりと多数の犠牲者を出し作戦は失敗に終わりました。
映画はこの作戦の経過をリアルに描写し、戦争の混乱と悲劇、そして兵士たちの勇気と絶望を描き出しています。

おすすめポイント

1. 圧倒的なリアリズム

「遠すぎた橋」は、そのリアルな戦闘シーンで高く評価されています。
実際のロケ地での撮影や、本物の戦車や航空機の使用など、細部にわたるこだわりが戦争のリアリティを際立たせています。
戦闘シーンの迫力と緊張感は、観客を当時の戦場に引き込みます。

2. 豪華なキャスト

この映画には、ショーン・コネリー、マイケル・ケイン、アンソニー・ホプキンス、ロバート・レッドフォード、 ジーン・ハックマン、ライアン・オニール、 ジェームズ・カーン、 エリオット・グールド、マクシミリアン・シェルなど、ハリウッドの名優たちが多数出演しています。
彼らの見事な演技が、映画の重厚なストーリーに深みを与えています。

3. 歴史的な正確さ

「遠すぎた橋」は、コーネリアス・ライアンのノンフィクション本を基にしており、歴史的な事実に基づいたストーリーテリングが特徴です。
作戦の詳細や当時の戦況が忠実に再現されており、歴史に興味がある人にとっても見ごたえのある作品です。

4. 戦争の無常と人間ドラマ

映画は、戦争の無常さと兵士たちの人間ドラマを描き出しています。
計画の失敗や多くの犠牲者が出る中で、それぞれの兵士が持つ希望や絶望、友情や勇気が心に残ります。
この映画を通じて、戦争の悲劇とそれに直面する人間の姿が深く描かれています。

5. 映画史に残る名作

「遠すぎた橋」は、その壮大なスケールと緻密な描写で映画史に残る名作とされています。
戦争映画の中でも特に評価が高く、長く愛され続けている作品です。

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感想とまとめ

「遠すぎた橋」は、戦争のリアルな描写と人間ドラマの深さが融合した名作です。
豪華なキャストと歴史的な正確さが、映画をさらに魅力的なものにしています。
戦場で多くの犠牲を出しながら、なおも上層部の司令を遂行しないといけない現場の指揮官の心の葛藤も見事に表現されています。
戦争の悲劇を理解し、人間の勇気と希望を感じることができるこの映画を、ぜひご覧ください。

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3時間近くある大作ですが、一気に見てしまいました。
さて、次は・・・?

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