真空管ラジオを入手

真空管ラジオ ラジオの世界

学研の「大人の科学」の付録であった「バリオメーター式真空管ラジオ」を入手しました、選局と周波数のハイ、ローのツマミが2個欠品(?)していますがそのへんは目を瞑って・・・
かなり前に発売されたものなので、中古品となります。

真空管 1A2を使った単球ラジオ

このラジオは1A2という真空管を1本使ったラジオです、電源はヒーター用の単2電池が1本とB電源用に9Vの006P電池を3本使っています。
乾電池を使ってヒーターに給電しているので、真空管が赤く光ることはありません、これはちょっと残念なところです。
7本足で身長(?)は、約5cmのMTG管です。

真空管

アンテナは内側のコイルが可動式になっており、方向を変えて最良の受信方向に合わせて使います。
中波のAM放送が受信の対象です、選択範囲が狭いのでハイ、ローの切替スイッチがついています。
スピーカーを鳴らすだけの能力はなく、クリスタルイヤホンを使います。

受信能力は?

真空管1本なので当然能力は低いラジオになります、ゲルマニウムラジオと同じレベルになります。
予想通りNHKの放送はしっかり聞くことができました、しかし、民放は残念ながら実用にはなりませんでした。
アンテナを回転すると受信レベルは結構変わりました、なかなかの高性能のようであります。

使った感想

使った感想はこんなものでしょうね、送信所までの距離によって変わってきます、私のところではNHKの送信所が民放の送信所に比べて距離が近く送信出力も大きいのでどうしても勝ってしまいます。
あと、乾電池の費用がかかるのでコスパが悪くなります、ゲルマニウムラジオだと乾電池が必要ないので同程度の性能ならゲルマニウムラジオのほうが維持費がかからないので、ゲルマニウムラジオを選んでしまいますね。

でも、真空管もなかなか捨てがたいところがあるので、魅力のある1品ではあります。

このタイプとは違いますが、まだ入手できるようです。

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終わりに

こんな物を触っているとゲルマニウムラジオを作ってみたくなりました、宝箱(ジャンク箱)を漁って部品を探してみたいと思っています。
バリコンが問題です、あったかな・・・

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中波のAM放送が無くなっていくのに時代に逆行かもしれません、NHKは放送を続けるようなので無駄にはならないかなと思っています。

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